タブ型ブラウザ・ファイラの使い方タブ型のブラウザ(Firefox、Chrome、IE等)やファイラ(XF、TE、秀丸ファイラーClassic等)は、基本的にアプリケーションを毎回閉じることは製作者側が想定して作ってることがほとんど無いので、効率が悪いです。 常時起動し、邪魔な場合は最小化するのが効率のいい使い方だと思われます(強制ではありません)。 たまにファイラーをインターネットブラウザとして使用している人が居ますが、オススメできません。 ファイラーをインターネットブラウザとして使うのは、ボートにもなる車で海を横断しようとしている感じです。 Tablacus Explorerをインストールタブファイラー・X-Finder へ飛び、Tablacus Explorerをダウンロード(基本的に最新版推奨)。 圧縮ファイルを好きな場所に解凍する(例:D:\Browser\Tablacus Explorer)。 32bitだとTE32.exe、64bitだとTE64.exeを起動する。ちなみに64bitでTE32.exeでもいいけど、利点は何も無い。 2015-12-16追加、Win10でも問題無く使えます。2015年8月以降のスクリーンショット及び設定などはWin10でのものです。 Tablacus Explorerの初期設定※150304の時点の標準搭載アドオン いつの間にか標準から消えてたりするので、確認用。 ・画面が分割されてない 2014/12/30追記、いつの間にか分割アドオンが標準搭載されてない状態でした。 「ツール→アドオン→アドオンを入手」から分割をダウンロードしてOKを押したら右上に分割ボタンが出るので、それをクリックしてください。 ・カラムのサイズを全部一定にしたい 初期状態だとフォルダ単位で表示設定を1000フォルダ覚えます。設定でほぼ無限に増やせます。 フォルダ単位ではなく、一括で設定したい場合はメニューバーの「ツール→アドオン→アドオンを入手」からフォルダ設定をダウンロードし、アドオンの設定を参照してください。 ・タブを増やしたい 最初に開かれているタブを右クリックし「新しいタブ」をクリックで新しいタブを開けます。 リストに表示されているフォルダを右クリックで「新しいタブで開く(フォーカスを新しいタブへ移す)」か「バックグラウンドで開く(フォーカスを移さない)」。 もしくはリスト内でマウスジェスチャの「右クリックダウン」で開けます。 それ以外は初期設定だとたぶんありません。 ・レイアウトの変更2015-12-21追加 いわゆる分割画面のスタイルを変更します。 メニューバーの「ツール→レイアウトの読み込み」から<ファイル名>.xmlを選択してください。 自分の好きなようにカスタマイズしたい場合、xml(html)をほんの少し理解出来れば出来ます。
2015-12-23追加 Tablacus Explorerスレ >>842のpdf わかりやすい部分もあるので、中級者なら読めば理解できそうです。 完全に初心者だと、たぶん用語がわかりません。 編集ボタン2015-12-16追加・アドオンやメニューの設定で左下にある編集ボタン いつの間に付いていたのかわかりませんが、自然に付いていた編集ボタン。 チェックを外すと、今まで「ワンクリック」で出来た編集が「ダブルクリック」で編集出来るようになります。 なので、チェックを外すと編集が出来なくなるわけでは無いです。 さらにチェックを外してOKボタンを押して設定画面を消しても、次開いたときにはチェックが付いた状態に戻るため、有効なオプションかどうかは判断しかねます。 マウスジェスチャの設定マウスジェスチャが他のブラウザ系と若干違う場合、設定で変更することができます。自分の好きなように設定してみてください。 設定をするには「ツール→アドオン→「マウス」のオプション」 ・数字と英字の意味。 1→左クリック 2→右クリック 3→ホイールクリック 4→4ボタン 5→5ボタン 8→ホイールアップ 9→ホイールダウン U→上 D→下 L→左 R→右 「11」はダブルクリック、「21」は「右クリック後(離さず)に左クリック」の意味です。「DR」などは「下に動かしてから右」という順序の意味です。 ・場所による設定。 左上の「全体」をクリックすると、場所を選んでのマウスジェスチャを指定できます。
全体 →ウィンドウ内どこでも
リスト →ファイルが羅列されているウィンドウ内 ツリー →ツリー内(初期だと表示無し) タブ →タブの文字が書かれている場所 ブラウザ →(たぶん)インターネットブラウザ ・設定を変更するには。 変更したいものをダブルクリックします。 入力欄の「マウス」はジェスチャの動きを入力します。 「タイプ」は何を動かすかを選びます(開く→ファイルなど、実行→exe起動など)。 「オプション」は何を開くか、実行するか、を記述します。基本は「参照」から選択できるのでそこから選択してください。 ・設定を完了させるには。 ウィンドウ右下の、「追加(新規)」か「置換(上書き)」を押します。 2015/08/03追記、>>4ボタン5ボタンで戻る進むを設定したい。 設定で左上のドロップダウンから一覧を選択し、マウス項目に4or5を直接入力、タイプを「タブ」、オプションを参照から「戻る」か「進む」に設定し追加ボタンを押してください。 キーボードショートカットの設定2015-12-16追加マウスジェスチャと同じように、キーボードのショートカットを自由に設定出来ます。。 設定をするには「ツール→アドオン→「キー」のオプション」 ・場所による設定。 左上の「全体」をクリックすると、場所を選んでのマウスジェスチャを指定できます。
全体 →ウィンドウ内どこでも
一覧 →ファイルが羅列されているウィンドウ内 ツリー →ツリー内(初期だと表示無し) ブラウザ →(たぶん)インターネットブラウザ ・基本的な設定の仕方 主に「入力」ボタンを押して、設定したいキーを押してOKを押せばその押したキーで設定出来ます。 ・タイプ、オプション 非常に多くのタイプがあります、それこそファイラで使うコマンド全てと言っても過言では無いかもしれません。 タイプを選択後に「参照」ボタンを押すとそのタイプのオプションが選べます。 「参照」ボタンでメニューを選べる物は選択項目、タブ、編集、表示、コンテキスト、バックグラウンド、ツール、オプション、アドオン、メニュー、(X-Finder)、それ以外はファイルを指定するタイプです。 ・設定を完了 ウィンドウ右下の、「追加(新規)」か「置換(上書き)」を押します。 タブの表示設定画像の初期状態から変更点は「ボタン、フラットボタン(両方チェック入れないとフラットにならない)」「幅固定とサイズ」 ※変更を適応する場合、既定にチェックを入れてからOKを押さないと全ての分割ウィンドウに適応されない。 タブ幅を固定しないとフォルダの名前が長いとタブ列が2列になったりするので、見栄えが悪くなったりまさに幅を取ったりする。 アドレスバーの設定上の段、シンプルアドレスバー(ダウンロードアドオン)。 下の段、アドレスバー(標準搭載パンくずリスト)。 標準搭載のアドレスバーのオプションで「XPスタイル」にチェックが入っていると上の段のシンプルアドレスバー風になります。 XPスタイルチェック時のアドレスバーとシンプルアドレスバーとの違いは、左にフォルダアイコンが出るか出ないかとドロップダウンでフォルダを選択出来るかできないかです。 Tablacus ExplorerのちょっとしたTips・メニューの「ヘルプ(H)」の右に出てくる数字って何? マウスの何のボタンを押しているかの表示です。 ・ドラッグでファイル移動しようとすると数秒固まる。 移動中に、休止中のHDDのタブを通りませんでしたか? その上を通るとHDDが回り始めるため、数秒TEが動かなくなったりします。 ・標準で付いてる「フィルタバー」と、アドオンの「検索バー」って何が違うの? フィルタバーからの文字入力は、新しいリストを作らずシームレスに動き、検索文字を消すとリストが全て表示されます。 対して検索バーの方は新しいリストを作り、リセットされません。 ・アップデートって毎回圧縮ファイル落としてこないとダメなの? メニューの「ヘルプ→最新版の確認」をクリックすることで、半自動的にアップデートすることができます。 自動でアップデートを確認してくれないので、ツイッターをやっている人なら作者のGakuさん@tablacusをフォローしておけばバージョンアップがわかりやすいです。 ・ファイルの選択後のフォーカスアウト時に点線を出したい2016-01-16追加 何かのタイミング(アップデート後とか)でフォーカス時の枠(点線)が消える事がある。 「枠はカーソルで左右に移動できるので[←]を何度か押してみてください。」 アドオンやオプションを見直してもそれらしい項目がわからなかったので作者に聞いてみたところこんな答えが。いやはや盲点。 普段フォーカスをマウスでしか移動しない人には気づかない部分でした。 Tablacus Explorer への移行。※32bitから64bitに変更した人ダウンロードしてきたままのTEはちょっとだけXFよりも機能が少ない。 ある程度の機能は「アドオン」となり、自分でDLしてこないとXFよりも使い勝手が悪い。 32bitOSだと誑すに移行しなくてもXFで十分かも(WOW64がなくなるまで)。 ・ソフト(ソフトウェア)とアプリ(アプリケーション)という名称が混在していますが、基本的に実行ファイル(exe等)を指します。 アドオンをインストール・フォルダ設定(X-Finderのフォルダ設定と同じ。) ・クラシックスタイル(Windows自体でクラシックスタイルを使っていると不要。) ・IMEを自動的に無効にする(フォルダをabcで飛ぶ人なら必須。) ・交互縞(ストライプ)(ファイルリストをシマシマにしてくれる。) ・更新日時の変更 ・小さいアイコン(アイコンが大きかったらこれを使うと小さくなる、順序を上に持ってこないと適応されない。) わかりにくいアドオン・その1(マルチスレッド、マルチタスク等)←Gakuさんのブログ。・FireFileCopy(XFでFFC使ってた人なら必須。) ・マルチプロセス ・マルチスレッド ・FastCopy(XFで「反対側のタブにコピー」ができないため、使っていなかった。) 上記ブログで謎が解明。効果自体はすべて同じで、コピー中にファイル操作が出来るかどうかが違うだけ。 なので、FireFileCopy、FastCopyを使う人はそのアドオンだけ有効でOK。 その2つを使わない人は、Gakuさんいわく「よくわからない場合は「マルチスレッド」がオススメです。」とのこと。 アドオンの設定・フォルダ設定(フォルダの表示設定を覚える、とは別物。) 基本的には、「現在のフォルダビューの設定取得」をすれば楽。 フィルタ「*」は正規表現のワイルドカードで、「すべて同じ表示設定にする」ことが出来る。正規表現の説明は省く。 画像上の「D:\Myピクチャ*」の「*」は、いわゆる「D:\Myピクチャ以下をすべて同じ表示設定にする」設定。※「D:\Myピクチャ\*」だと「D:\Myピクチャ」は設定されない。 ・名前でソートする場合は→ Ctrl.SortColumn='名前'; ・更新日時でマイナスソート、上が最新で下が古い→ Ctrl.SortColumn='-更新日時'; ・FireFileCopy dllを指定するだけ。32bitなら標準搭載の「ffc_shell.dll」でいいのだが、64bitの場合A-1 DRIVE -Software / Fire File Copyから「シェル拡張メニューのx64版DLL」をDLしてきて、「ffc_shell_64.dll」を指定する必要がある。 ・FastCopy 2015-11-16追加2016-09-15追加 たぶんWin10以外だとexeを指定し、コピーと移動を規定にするだけで問題無く使える(削除はゴミ箱に入らない完全削除なのでなし推奨)。 Win10は管理者権限を入れてもコピーされなかったり、「管理者権限がないと実行できません」みたいなスクリプトエラー(TE側)が出たり、TEがFastEx64.dll(32bitだと32?)をロックするためFastCopyをアップデート出来なかったり、理由は「環境」に寄るものが大きく使用できない場合が多い。 Win10(1511ビルド10586.589)でFastCopy ver3.13+TE16.8.21、両方一般ユーザー状態でまともに使えました。 ・Susie プラグイン 2017-03-03追加2017-03-04追加 XFでも有ったSusieプラグイン。 ただしXFの時とは違い、「ツールチッププレビュー」アドオンなどと併用しないと使えない画像6。いわゆる標準表示大アイコンを置き換えるような動作にはならない。 画像はSusieプラグイン32bit版を扱えるUNBYPASSの導入の仕方(画像1234)。オプションをクリックしてリストが出たらちゃんと動作しているはず 画像5。 修正されて問題なく動作。ツールチッププレビュー(アイコン右下)とプレビュー(右上)のアドオン。画像7 ・選択したカラムを強調しない2017-04-27追加 なぜかカラムを選択している部分だけストライプ表示がされないと言うバグとは言わないまでも、それっぽい現象が起きるのを修正してくれるアドオン。 使っているデスクトップPCでは起きず、新規導入したノートPCで起きました。ウィンドウズのバージョンも同じです。 何が原因でこうなるのかこちらではわかりませんでしたが、アドオンで治るので作者さまさまです。 関連付けをカスタマイズXFで使っていた人なら説明不要な感じ。 メニューバーからツール→オプション、オプションウィンドウのメニュー→既定が独自関連付け。 フィルタ:「/.*\.(jpg|png|gif|bmp|ico|psd)$/i」は「.*」がすべての文字で「\.」が「.」自体をエスケープしたもの。「(~|~)」は拡張子。「$」は文末。「i」は大文字小文字を区別しない修飾子。 タイプ:「選択項目」は、選択項目をオプションで記述したファイルに渡して実行、という意味。 オプション:いろいろ記述する。ファイルを指定する場合、スペースがなくても""で囲ったほうがいいかも。バージョンによるのかもしれないけど、""で囲わないと不具合が出たことがある。 エイリアスのカスタマイズXFのエイリアスの時とは違い、%inputdata%が使えない?っぽいので、引数を指定することができない(指定の仕方悪いだけかも)。 使い方は、エイリアスのフィルタで指定した文字を、アドレスバーに入れてエンターすれば起動する。 参考:エイリアス - X-Finder備忘録 http://d.hatena.ne.jp/OTZorz/20050901/p3 ※画像はテストで導入しただけなので、Everythingを使うならアドオンの方がいい。 XF64とかTCM64って何?XF64 XF64は、X-Finderを64bit環境で使うときに一部右クリックメニューを表示させるために必要なソフト。 64bit環境でX-Finderを使って右クリックメニューを表示させると「Unlocker」やセキュリティソフトの右クリックメニューが表示されない場合がある。 TCM32、TCM64 Tablacus Context Menuの略称。 XF64と同じ機能を持つが、これを使うと拡張右クリックメニューが表示されなくなる。 最後にXFやTEのようにカスタマイズに優れたソフトは、使う人の数で使いやすさが変わりますので、自分が思う最良の使い勝手を探ってください。 どうしてもわからない部分があれば、@tablacus(XFとTEの作者)に直接聞いてみるのも手です。 バグの場合は修正してくれたり、明確な回答を出してくれたりします(数回質問して無視されたことは無いです)。 |